第 184回 ヒューマンコンピュータインタラクション研究会

概要

■テーマ:    でっかいインタラクション
■開催期間:   2019年7月22日(月), 23日(火)
■開催場所:   北海道大学 百年記念会館
■発表申込締切: 2019年5月24日
■原稿締切:   2019年6月28日
■参加方法:   http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/sanka.html をご覧ください

問い合わせメールアドレス: sighci184@sighci.jp


第184回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会(HCI184)研究会は,2019年7月22日(月),23日(火)に開催します.みなさまからの積極的なお申込みをお待ちしております.

今回のテーマは、「でっかいインタラクション」。
自然に囲まれ、また、開拓的な風土を特徴とする北海道。最近では日本初の民間ロケットの打ち上げにも成功しました。大自然とインタラクションに関する研究や、インタラクションの新たな一面を切り開くような開拓的な研究、大きな人工物や宇宙とのインタラクションに関する研究をぜひこの機会に発表ください。「HCIに関する一般発表」の申し込みも同時に募集しています。

<特別講演について>
「NoMaps~北海道から切り拓く地図なき世界~」として廣瀬岳史さま(No Maps実行委員会 事務局長)にご講演いただきます。
発表申込と論文投稿のご案内
■発表申込締切: 2019年5月24日
■原稿締切: 2019年6月28日 ※厳守
■原稿ページ: PDF形式 8ページ以内
※原稿締切が厳格化されています.一切の遅延が許されませんのでご注意ください!
※多数の発表申込をいただいた場合,先着順での受け付けとさせていただき,上限を超えた場合には発表をお断りすることがございます.

Webフォーム経由での申し込みになります.
論文タイトル・概要・著者リストなどの情報を手元に用意した上で,
https://ipsj1.i-product.biz/ipsjsig/hci
からリンクをたどって,フォームに記入して申し込みをしてください. 原稿の送付も同じシステムで行います.
原稿フォーマットについては情報処理学会の下記URLを参照してください.
http://www.ipsj.or.jp/kenkyukai/genko.html

★表彰に関するご案内★
HCI研究会では,学生奨励賞,研究会貢献賞という2つの賞を設けております(詳細はこちらをご確認ください).
申込フォームの【研究会への連絡事項】欄に,これらの賞へのエントリー等に関する質問(項目A~C)を記載しておりますので,回答をお願い致します.
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【研究会への連絡事項(不要な方を削除してください)】
 A. 発表者は学生(学生奨励賞対象者)ですか?:はい/いいえ
 B. 発表者は研究会貢献賞※に該当しますか:該当します/該当しません
  ※同一発表者による発表が1年間(年度をまたいでも良い)に3回以上
 C. HCI研究会MLへの新規登録:希望します/希望しません(登録済)
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プログラム
* 発表は質疑・入れ替えを含んで20分と設定しています.

7月22日(月)
13:00 - オープニング

13:00 - 14:20 Gestures & Interactive systems(座長:松村耕平)
  • 日和航大, 長谷川大, 金子直史, 白川真一, 荒木健治, ジェスチャ自動生成に向けたLSTMを用いたレストフェーズの判定
  • 漆山裕太, 髙倉礼, 鈴木翔大, 志築文太郎, 高橋伸, 異なる手形状に対する周波数応答の予備調査
  • 落合拓朗, 藤田智, 益子宗, 星野准一. 視線情報に基づいた嗜好分析から商品推薦を行うVRショッピングシステム
  • 中里健也, 金子翔麻, 渡邊恵太, metaBox: 使い方を定義可能なexUI設計のIoT Boxの試作

14:30 - 15:50 UI/UX 1 (座長:志築文太郎)
  • 本田正美. 電子政府実現のためのHCIデザイン
  • 川上雄大, 伊賀尚美, 松村耕平, 野間春生, Face VAS:顔アイコンを用いた子どもへの感情調査手法
  • 横山幸大, 徳久弘樹, 中村聡史, ノイズキャンセリングミュージック:音楽の印象誘導による騒音の不快度軽減効果の検証
  • 酒井友裕, 葛岡英明, 山下直美, ストレス値の共有が認知症患者の家族介護者の精神的負荷に及ぼす影響を調査するシステムの提案

16:00 - 16:40 UI/UX 2(座長:伊藤雄一)
  • 相澤裕貴, 渡邊恵太, ダミーカーソルアルゴリズムがもたらす自身のカーソル発見への影響調査
  • 山浦祐明, 中村聡史, 周辺視野に対するぼかしエフェクトが作業時の集中力に及ぼす影響の調査

16:40 - 16:55 CHIワークショップ開催報告(座長:松村耕平)
  • 藤田和之(東北大学 電気通信研究所)

17:00 - 17:30 特別講演 (座長:坂本大介)
  • 廣瀬岳史(No Maps実行委員会 事務局長)「NoMaps~北海道から切り拓く地図なき世界~」

7月23日(火)
09:30 - 10:30 Education/Training (座長:井原雅行)
  • 敷根伸光, 山中敏正, 星野准一. インタラクティブな教育デザインを支援するシステム NOVELICA
  • 又吉康綱, 中村聡史, プログラミング教育円滑化のための抽象的思考記述システム
  • 二宮洸太, 又吉康綱, 中村聡史, 崩れた手書き文字データセット構築と平均化による可読性向上の検証

10:40 - 11:40 Communication(座長:中村聡史)
  • 植田智之, 中西惇也, 倉本到, 馬場惇, 吉川雄一郎, 小川浩平, 石黒浩. いじめ仲裁を促進する発話者を装うチャットボット
  • 宮崎太我, 榎本美香. 話者交替における二者間バイアス解消ストラテジーの解明
  • 金子翔, 岩崎雅矢, 中西英之, 接客ロボットを拡張する同調効果創出バーチャルエージェントによる説得力の強化

11:40 - クロージング

アンチハラスメントポリシー
HCI研究会では、分野の継続的な発展のためには、自由な思考と表現、そしてオープンな場における敬意のある科学的な議論が重要だと考えています。これらには、その価値と役割を理解・尊重し、多様な価値観を認め合うコミュニティと場が必要です。HCI研究会では、研究会に関わる全ての人々にハラスメントのない環境を提供するために努力します。HCI研究会では、どのような形態であれ参加者へのハラスメント行為を容認しません。ハラスメントには、ストーカー行為、望まない写真撮影や録音・録画、不適切な接触、人種、性別、宗教、年齢、色、外見、国籍、祖先、障害、性同一性、性的嗜好に基づく嫌がらせ、およびそれらに関連した不快な言動が含まれます。このポリシーには挑戦的な科学的議論を妨げる目的はありません。むしろ、ハラスメント行為を防止することであらゆる参加者を歓迎し、オープンな場で科学的な議論を行うことを促進することを意図しています。ハラスメント行為を経験した、あるいは、目撃した人はHCI研究会幹事に連絡してください(http://www.sighci.jp/users/committee)。ハラスメント行為が認められた場合は、その参加者に対して研究会が適切と考えるアクションを行います。
HCI184担当
主査:木村朝子(立命館大)
幹事:松村耕平(立命館大学)
担当運営委員:坂本大介(北海道大学),井尻敬(芝浦工業大学),塚田浩二(公立はこだて未来大学),山本豪志朗(京都大学),伊藤雄一(大阪大学)