日程:2010年1月22日(金)
会場:京都産業大学 14号館 14102教室
  〒603-8555 京都市北区上賀茂本山
  http://www.kyoto-su.ac.jp/
特集:察するインタラクション
ご連絡
研究報告(予稿集)USBメモリを誤ってお持ち帰りの方がいらっしゃいましたらご連絡ください。
交通アクセスにつきまして
交通機関につきましては交通アクセスのページを参照ください。京都駅からご来訪の場合は地下鉄北大路駅で市バス北3系統に乗り換えか、地下鉄国際会館駅で京都バス40系統に乗り換えがおすすめです(北大路乗り換えの方が所用時間が若干短いです)。京阪をご利用の場合は出町柳で叡電・鞍馬方面行きに乗り換え(八瀬行きにお乗り間違えの無いようご注意ください)、二軒茶屋で下車しシャトルバスに乗り換え、が便利です。
会場には駐車場はありませんので公共交通機関をご利用ください(駐輪場はあります)。車で近隣まで来る場合は出町駐車場や御池駐車場などの市営駐車場、あるいはコイン駐車場に停めて電車・バスをご利用ください。
14号館へのアクセスは本ページ末尾をご参照ください。
特集:察するインタラクション
第136回のHCI研究会では,「察するインタラクション」をテーマに,人が情報を察することを支援するための情報提示技術や可視化,可聴化手法,人の本音を察するためのコミュニケーションインタフェース,なかなか察してくれない人に対して察することを促すデバイス技術など,みなさんの自由な発想で<察する>を解釈した研究発表を募集します.もちろん,HCIに関連するものであれば,<察しない>トピックでも大歓迎です.
「ぶぶ漬け」に代表される<察する>文化で有名な京都の地において熱く議論しませんか.たくさんのご応募をお待ちしております.
招待講演
伊藤浩之教授(京都産業大学)
「脳とコンピュータの融合は何をもたらすのか?」
近年の生体信号測定技術の進歩に伴い、人の脳活動を記録し、コンピュータが記録データをリアルタイムに判別することで、筋肉を動かすことなく、まさに「考えるだけで」外部物理デバイスを操作するという技術が注目を集めている。これは、昔から「念力カーソル」として噂されてきた技術であり、攻殻機動隊やマトリックスなどのSFで描かれている世界へとつながる一歩であるとイメージすると分かり易い。脳神経科学と工学(コンピュータ、ロボティクスなど)を融合させるこれらの試みは、ブレイン・マシン・インタフェースやブレイン・コンピュータ・インタフェースと呼ばれている。講演では、この新奇な研究分野の簡単な紹介を行う。特に、脳科学研究に対して何をもたらす可能性があるのか、またどのような問題点(研究方法、倫理、社会問題など)が予想されるのかをわかりやすく説明する。
プログラム
●セッション1: 文字で察するインタラクション [09:00-10:30]
(1) 周辺情報提示における文字アニメーションの提示幅と移動速度がテキスト認知に与える影響
○上田 晃寿(京都工芸繊維大学), 水口 充(京都産業大学), 倉本 到, 辻野 嘉宏(京都工芸繊維大学)

(2) 点字習熟度からみた視覚障害者のタッチパネルを用いた図形認知特性の解明
○尚永 久美(上智大学大学院),高野 将充,矢入 郁子(上智大学)

(3) 対話型進化計算手法を用いたフォント自動生成システム
○中川雄太,吉田香(九州工業大学大学院情報工学府)

●セッション2: 意欲を察するインタラクション [10:40-11:40]
(4) インターネットの利用状況と学習意欲との関係
○岡田崇之,野村竜也(龍谷大学理工学部情報メディア学科)

(5) 学生における情報活用能力と自己効力感の関係
○山村恭平,野村竜也(龍谷大学理工学部情報メディア学科)

11:40-12:40 昼休み

●セッション3: 色で察するインタラクション [12:40-14:10]
(6) 視覚モデルに基づくWebページデザイン評価因子の考察
○横山元紀,吉田香(九州工業大学大学院情報工学府)

(7) ユーザ視点によるレイアウト・色彩情報に基づくWeb検索システム
○宮本 洋文,平川 正人(島根大学大学院 総合理工学研究科 数理・情報システム学専攻)

(8) 直感的な照明システム操作のための照度分布制御
○中村 彰之(同志社大学大学院工学研究科),廣安 知之(同志社大学生命医科学部),
三木 光範(同志社大学理工学部),横内 久猛(同志社大学生命医科学部),吉見 真聡(同志社大学理工学部)

●セッション4: 招待講演 [14:20-15:20]
「脳とコンピュータの融合は何をもたらすのか?」
伊藤浩之教授(京都産業大学)

●セッション5: 動きで察するインタラクション [15:30-17:00]
(9) 中国ダイ民族舞踊のリズム感における腰部の傾きの特徴抽出法
○周寧寧,郡未来,松田浩一(岩手県立大学)

(10) ロボットの行動誤りの心理的影響
○河内 祐樹,野村 竜也(龍谷大学理工学部情報メディア学科)

(11) デジタルパブリックアートのための磁石を用いた簡便なひずみ計測に関する実験的検討
○金ジョンヒョン(東京大学大学院情報理工学系研究科),飯田誠(東京大学教養学部),
苗村健(東京大学大学院情報理工学系研究科),太田裕之(株式会社 日立製作所)

●セッション6: 対話で察するインタラクション [17:10-18:40]
(12) ユーザに対する検索語喚起の支援を目指したWeb検索システムの開発
○福島 裕,平川 正人(島根大学大学院 総合理工学研究科 数理・情報システム学専攻)

(13) 服薬支援のための患者-薬剤師間インタラクティブ・コミュニケーションシステム
○尾崎信耶(日本大学大学院理工学研究科),戸田健(日本大学理工学部),
宮木智子、南部恵子、池田恵子 ((株)新医療総研こぐま薬局),井手口直子(日本大学薬学部)

(14) 対話型遺伝的アルゴリズムのインタフェースにおけるボタン配置が評価に与える影響の検討
○米田 有佑(同志社大学理工学部),田中 美里(同志社大学大学院工学研究科),
廣安知之(同志社大学生命医科学部),佐々木 康成(同志社大学理工学部),
三木 光範(同志社大学理工学部),横内 久猛(同志社大学生命医科学部)


発表時間についてですが、20分発表+10分質疑を目安としていただければと思います。
時間配分は発表者に任せさせていただきますが、できるだけ質疑に時間を割くように
していただければと思います。
照会/申込先
sighci136@sighci.jp(@が全角になっていますので半角に変更ください)
研究報告集について
研究会活動のオンライン化と研究報告のオンライン出版(印刷物の廃止)について http://www.ipsj.or.jp/03somu/kinen_jigyo/50anv/d-library/dl-sig.html
SIGHCI136担当
主査:西本一志(JAIST)
幹事:水口充(京産大)/志築文太郎(筑波大)/宮下芳明(明大)/新西誠人(リコー)/三浦元喜(九工大)
担当運営委員:大島千佳(NICT)/木村朝子(立命館大)/中村聡史(京大)
14号館(会場)へのアクセス
新棟工事中のため、14号館への移動経路がわかりにくくなっております。また、大学のキャンパスマップには14号館はまだ記載されていません。
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上から見た移動経路です。これ以外の移動経路はありません。

I. バスおりばの前にある、大きな建物(神山ホール)の右手からお入りください。
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II. どちらからでも入れます。
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III. 図書館を右手に見ながら直進します。
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IV. まだ直進します。行き止まりのように見えますがご心配なく。
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V. とても狭いですが曲がれます。
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VI. 池を左手に見ながら工事車両の出入口を左に曲がってください。
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VII. 道なりに右に曲がります。
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VIII. お茶室を左手に見ながら進みます。
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IX. 新しい建物が見えてきました。右に入ったところが入り口です。
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X. 奥側が表玄関です。
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XI. お疲れ様です。
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以上、所要時間約5分です。